18Jul
目の疲れを解消するために、何かを「する」ことができない時もあります。
そんな時にできることをご紹介します。
何もできない、動けない… そんな時にも
台風一過、再び暑い日々の到来ですね!
梅雨明け発表も、おそらく間近。
明日も熱射病には十分気をつけましょう。
(参考記事)
→ 熱中症予防のため、◯◯の味に敏感になろう! 感受性を磨くためにも目の疲れは解消を
体が暑さについていけなくて、ぐったりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あるいは暑さと関係なくても、人間ですから、体の波も心の波も低空飛行で、全然動けない… なんてことも時にはありますよね。
→ 「今を生きている体」の波を見つめ、自然に波に乗る。目の疲れ解消は必須ポイント!
でも大丈夫。
ゆっくり休めば、また自然に活動的になれる時がやってきます。
そんな日は、「なるべく目を使わないで体を休める」のがyukiのおすすめ。
(目を使わないことで、「頭モード」に偏ることなく、「体モード」で回復力を上げることができると感じます)
そして、「目の疲れを積極的に取っておくこと」が、「全身」をリフレッシュするためのポイントであることは、しばしばあります。
だから、目の疲れはよく取っておきたい!
でも、目に当てるおしぼりタオルを絞りにいく気力がないことだってあるでしょう。
「目の3点セット」は寝たままできますが、手を動かす気力さえない時だってあるかもしれません。
「目の3点セット」はこちらから♪
・耳を使って目の疲れにアプローチ。首までスッキリゆるみます 〜目の3点セット・その1〜
・「目の上の骨」を刺激して、目の疲れが取れるだけでなく、美顔効果も期待できるスペシャルケア 〜目の3点セット・その2〜
そんな時でも、「できること」はあるのです。
「夜と霧」に学ぶこと
話が飛びますが、「夜と霧」という本を読んだことがありますか?
ヴィクトール・フランクルという人が書いた、ナチスの強制収容所での体験の観察記録です。
yukiは高校時代に初めて読み、その後、何年かごとに時折読み返しています。
その時々、一言では言い表せない思いがあるのですが、
肉体的にも身体的にも極限の状況に置かれながら、人間のよい部分・輝きの部分にフォーカスし続けた姿は「本当にすごいなぁ」と思います。
たとえば強制労働で、凍えるような寒さの中で、外で硬い地面にツルハシをふるい続ける時間を過ごしたあと、よろよろになって宿舎に帰る。
きちんと列を組んでいないと、見張り役の人に殴られたりする。
そんな状況下で、「愛する家族が、今、自分を見ているとしたら、何を言っているか」を想像し、家族とイメージの中で対話して、幸せな感覚に浸る。
さらには見張りの目を盗んで、周囲の人と、それぞれのイメージをシェアしあう。そのことで救われる…。
過酷な環境の中で、自分の身体が自由にならなくとも、心の持ちかただけはいつも自由である。
心の持ちかたによって、「自分の体験」も違ったものになる。
ーーそんなことを教えてくれる本です。
(この記事を書いている今、本が手元にないので、細かい表現は違っているかもしれませんが…)
正直なところ、二十歳そこそこくらいの頃は、
「そこまで極限の時に、そんな風な心の持ち方ができるなんて普通じゃない!」
「強すぎてちょっとおかしいんじゃないの?」などと、
畏怖とともに微妙な反発心を抱いたりもしたのですが、(^_^;;;
今はただ、素直に「すごいなぁー」と感嘆します。
軟弱者の私はとてもそこまで真似できないし、幸いにしてそこまで過酷な状況に追い込まれたこともないのですが、
「体が自由にならない時でも、自由はあるんだな」ということは、日常の中で折々に思い出します。
体が動かない時も、意識は自由!
それで何を言いたいかというと、
くたびれて体が全く動かせないような時でも、
意識は自由に動かせることが多い
ーーということなのです。
(この場合の「意識」は、たとえば「腕を意識する」というように、「感じようとする」という意味で使っています)
仰向けに寝たままで、
たとえば「今、体の中で一番 “くたびれた感じ” がするのはどこかな?」と感じて、ただその感じを味わう。
たとえば「頭」全体を意識して、「特にこわばっているところはどこかな?」と感じて、ただその感じを味わう。
(あるいは、リラックスしたまま、そこの力をできるだけ抜くように意図する)
たったそれだけ。
それだけでも、体は変わります!
力を抜いて、ただ「感じよう」とするだけで、頭と体が和解して、自ずと変化してしまったりするのです。
(詳細はこちらをどうぞ!)
→ 体を変える鍵は、いつだって「今・ここ」にある。つい忘れがちなそのことを思い出す、簡単なワークのご紹介
(体をコントロールしようとすると、余分な「力み」になってしまうので、「十分にリラックスしたままで意識を向ける」ことがポイントですよ♪)
目の疲れだって、その場で変わる
ですから、ただ横になってリラックスして、「今の目の感じ」に意識を向けて、その感じを十分に味わっているだけでも、目の疲れは取れてゆきます。
もちろん、かなりハードに使い込んで疲れが溜まっている場合は、
目に効くツボを刺激したり、
(参考記事)
→ 目の疲れをてっとり早く回復させたい時のお助けマン! 即効性が期待できる目の周りのツボをご紹介
→ 目の疲れケアをパワーアップ! 有名なツボ「風池」はこうして使いましょう
→ 目の疲れを改善する「ツボ」との付き合い方は、こう考えるとスッキリ&効果的。「天柱」のツボを使いこなそう
→ 目をスッキリさせ、頭や首・肩の疲れも癒すツボ「合谷」は、あなたに合ったオーダーメイドの押さえ方で効果UP!
温かいおしぼりタオルで温めたりしないと、
(参考記事)
→ 今日の「目の疲れ」を明日に持ち越さない。目を温めてスッキリ疲れを取るケア方法
→ 目の疲れにサヨナラ! 身も心もリラックスできる、かんたん温タオルの作りかた
疲れが取れづらい部分は残るでしょうけれど、
それでも、行うか行わないかは全然違います!!
体は生きているから、機械と違って自分で疲れを取ろうとする力が働くわけで、
「頭モード」で「なぜこんなになっちゃって…」などと考えたり、「働けー!」とコントロールするばかりじゃなく、
「体モード」で「感じよう」とするだけでも、意外に元気になれるんですよね。
くたびれている時こそ、そんな風に「体」に意識を向ける時間を持ちたいものです。
きちんと「リラックスモード」になりたい時は、呼吸を感じるこんなワークもおすすめですよ♪
→ 意識と無意識をつなぐ鍵である「呼吸」。呼吸を何もコントロールしないのに、頭や目のお疲れモードが自然に切り替わる、週末にぴったりなメソッドのご紹介
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