10Apr
寝ても取れない目の疲れに悩んでいた yuki です ♪
今日もご訪問、ありがとうございます!
ひんやりした日が続きますねー。
初夏のようなポカポカ陽気があったのが嘘のようです。
こんな日は、足湯をしたり、温かいお風呂に入ったりして、
体の芯からポカポカになるのが気持ちよいなぁと思います。
さて、昨夜も「手湯」のことを書きましたし、
今までの記事でも、「温める」話題が多かったのですが、
(過去記事はこちらです♪
・目の温タオル → 目を温めて疲れを取る!
・首の温タオル → お湯とタオルと10分間さえあれば。
・足湯 → 体にも心にも卓効ある「足湯」。最大の効果を引き出すには、お金のかからないこの方法にトライ!
・肘湯 → さらに強力に「頭を緩める」ために
・手湯 → 指の疲れもみるみるうちに軽くなる、手を温めるケア )
それは、とくに寒い時期だからというのではなく、
温めることで体が整う、という意味でご紹介していました。
何かあった時、
体を温めるのが良いのか?? 冷やすのが良いのか??
何でもそうであるように、どういう視点で考えるかで、
何を「良い」とするかは変わってくる訳ですが、
炎症が起こっている時にはとにかく「冷やす」のがいいよ! という考え方がある一方、
東洋医学的な考え方では、主に、「温める」のがいいよ! ということが多いのです。
たとえば風邪で発熱している時、
整体の考え方では、
体を物理的に冷やそうとするのではなく、
むしろ、体の「熱を出そうとする力」を応援して、発熱を全うさせ・経過させるために、
後頭部を温める、という手当があります。
すると、熱が必要なだけサーッと上がって、速やかに下がることが多い。
その熱によって体の中の雑菌も(熱の高さによってはがん細胞なども)死んでゆくとも言われています。
うまく経過させると、熱が下がったあとは、台風一過の青空のように清々しくリフレッシュします。
(とはいえ、発熱の仕方や体力状況などにより、後頭部の温法が適切でない方もいらっしゃるのですが。
こうした風邪の考え方にご興味のある方がいらっしゃったら、こちらの本がおすすめです。)
筋肉痛や炎症なども、冷やしたほうが良いという説も多いですが、
実は、「温めたほうが早く経過する」ということも言われていて、
ボクシングの選手で、
一切冷やすことをせず、むしろ温めるケアをしていて、
選手寿命がとても長かった方がいらっしゃると聞きました。
(とはいえ、炎症がある時に温めると、一時的に痛みは増すので、
個人的には、痛みのピークを越すまでは冷やしたら良いのではと思いますが。)
そう考えていくと、
「そうはいっても、これは冷やしたほうが良いでしょう!」 というのは、
盲腸のときや、
熱射病のとき(頭のてっぺんを水で絞ったタオルで冷やします)、
火傷したとき、
ーーくらいのものでしょうか。
(あと、脾臓は例外的に、冷やすケアのほうが標準的だと、日本で発達した綜統医学では言われています。)
私たちの体は、いつも一定の幅の「温かさ」を保っていて、
温かいこと = 生きている力の顕れ、でもありますし、
生命は、「物」とは違って、自分で自分を保とうとする生命力があるので、
その力が十全に働いていれば、自動的に調整してくれる、貴重な働きがあるのですよね。
(それこそが「自然治癒力」だと思います。)
その力をサポートするためには、温めたほうが有利なことも多いし、
物のように「熱いから物理的に冷やさなければ」というばかりでもないな、というのは
実感として思っています。
(冷やすと沈静化しますが、残念ながら体が鈍ってしまうことが多いなぁとも思います。
かといって、いつもいつも、過剰に温めていても、自分で温まる力が弱くなってしまうと思いますが。)
ですから、
温めるのが良いのか? 冷やすのが良いのか? ということについては、
基本的には「温める」ほうに軍配を上げたい私です。
(普段の生活では、そんなに毎日温めなくても、
気になるところにちょっと手を当てるくらいで、スーっと楽になるような、
風通しのよい体だったらいいなぁと思っています。)
とはいえ、本当は、頭で考えるよりも、
「どちらの方が、自分の体が本当に喜ぶか?」を感覚としてキャッチしながら、
その時々に合ったケアしていきたいですね♪
目の疲れを軽くして、今日もよい1日を☆
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